管理人が住んでいる香港では本日10日27日にα7RV(ILCE-7RM5)の予約が開始された。香港では11月17日に発売予定である。ここ2年ほど、ソニー香港では製品発表した翌日から予約を開始することが多い。
現在管理人はα7Riiiを使っており、そろそろ購入してから5年が経とうとしている。α7Rivは高画素すぎる、α1は高すぎてちょっと尻込みしてしまったという理由で買っていなかった。
今回のα7Rvはスペックは非常に魅力的に感じ、またyoutubeで先行使用者のレビューを見て、以下の2点が非常に魅力的に見え、一晩悩んだ末に買うことにした。
・オートフォーカスが正確になっている。
・手振れ補正が改善されている。
現在使っているα7Riiiの不満
①オートフォーカスを外すことが多く、「今のいい写真撮れたかも」と思って確認してみるとピント外れてて、「あちゃー」となったりするこがもしばしばある。香港では街中では電線が張り巡らされているところがあるのだが、なぜか手前のほうにある電線にフォーカスを合わせようとする。なのでこのような場所で撮ると電線だけピントがあっているということがしばしばある。
②手振れ補正のほうも「本当に5段あるのか？」っていうほど手振れが効いていないように感じる。率直に感じていることを言うと1段、あっても2段程度なんじゃないかと思っている。
③サイレントシャッター（電子シャッター）で動体を撮ると歪む。
実は不満に思っている部分は3点だけである、その他の機能については実はあまり不満がない。4200万画素という画素数も自分にとっては丁度良く、電池持ちもよく予備電池は持っていっても使ったことが一度もない。
α7Rvを買おうと思った点
オートフォーカスが正確になっている
AI搭載により劇的にオートフォーカスが改善されているようである。ソニー公式の動画でもこの部分は詳しく紹介されているが、先行使用者の方によると誇張ではなく、本当被写体にがっちりピントが合う、動体もしっかりと追い掛けてくれるらしい。
手振れ補正が改善されている
管理人は街中で写真を撮ることも多く、その時は三脚を持っていない。夕方、日没時などとても綺麗な空や街の雰囲気になるときがあるのだが、この時α7Riii手振れ補正の弱さで、シャッタースピードを落とせないということもあり、ノイズだらけの写真になることがある。
また望遠レンズを多用するので、シャッタースピードを上げて撮ることが多いのだが、強力な手振れ補正があればシャッタースピードを落とせるので、曇りや夕方の時も安心して撮影できる。
実際に先行使用者の方も手振れはかなり改善されているとおっしゃっているので、これは楽しみである。
α7Rivを買う上でネックになった部分
以下の2点で非常に悩んだ。
高画素過ぎる
約6000万画素は自分には少し扱いずらいと感じている。これが前回のα7Rivを見送った大きな理由である。α7RVでも同じ画素数なのでこの点は非常に悩ましい。
L、M、SとRAWファイルのサイズを選択できるようではあるが、Mサイズを選ぶと2600万画素になるようで、α7Riiiの4200万画素よりサイズが小さくなってしまう。なのでLサイズ（6000万画素）で撮ることになるのだが、RAWファイルのサイズの大きさに泣くことになるかもしれないという不安がある。自分はRAWファイルも保存しておくタイプなのでHDDが逼迫しそうである。
α7Riiiで圧縮RAWで1枚40MBなのが、α7RVだと60MB程度のようなので、1.5倍もサイズが増える。
この点については保存しておくRAWファイルを今まで以上に厳選しようと考えている。
サイレントシャッター（電子シャッター）で歪むようである
α1やα9のように蓄積型センサーではないので、α7RVも電子シャッターで撮ると、動体の場合はやはり歪むようである。
管理人は連射することも多く、カシャカシャカシャと音を鳴らして撮っているので、シャッター音を無音にできる電子シャッターがあればなあと常日頃から思っている。
α1を買えば解決するのだが、こちらはあまりに高価過ぎるので諦めるしか他ない。
α7Rivの価格について
大幅な円安なこともあり、日本では前世代から大幅な値上げになっているようであるが、香港ドル（HKD）だと大して値上がっていない。以下はα7Riii～α7Rvの初期価格である。前世代から5%程度値上がっただけである。
α7Riii：27,260HKD
α7Riv：27,990HKD
α7Rv：29,490 HKD